公募のお知らせ「リスクマネジメントに基づく運営・支援体制の確立」事業

助成金等のNPO・地域団体向け資金支援プログラムを運営する皆さまへ

BLP-Networkは、本年度より、弁護士2名が団体運営・助成プログラムのリスクマネジメント体制構築を支援する「リスクマネジメントに基づく運営・支援体制の確立」事業(以下、本事業)を開始します。この事業の目的は、資金支援を行う団体が、リスクマネジメントの観点からの実効的なガバナンス・コンプライアンスを実現するとともに、その支援団体と対話を行いながら適切な非資金的な支援を提供できるようにすることです。

具体的には、以下、3つを柱とした事業を行います。
(1) 伴走支援・マニュアルの作成
(2) 資金支援の担い手に関する実態調査
(3) (1)及び(2)により得た知見の発信

対象は、資金分配団体を目指したい団体、リスクマネジメントの観点から一歩踏み込んだ助成プログラムを構築したい団体(資金分配団体も含みます。)です。
自団体の運営体制強化や、リスクマネジメントの観点から一歩踏み込んだ助成プログラムの構築はもちろん、資金支援を行う団体向けの調査結果等も活用することができます。

公募内容をご一読のうえ、申請をご検討ください(申請締切:10月31日24時⇒11月7日(木)17時に変更しました。

本ページでは要点を記載しています。申請にあたっては、必ず下記のリンクより公募要領(PDF版)へアクセスして内容を確認してください。
2023年度「民間公益活動を推進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」に基づく 支援対象団体公募要領(PDF:1.5MB)

 

1.プログラム概要

本事業では、資金支援の担い手が、自団体においてリスクマネジメントの観点からの実効的なガバナンス・コンプライアンスを実現するとともに、そのような視点で実行団体と対話を行い適切な非資金的な支援を提供できるようにするため、
(1) 伴走支援・マニュアルの作成
(2) 資金支援の担い手に関する実態調査
(3) (1)及び(2)により得た知見の発信
の3つの柱を中心とした事業を行います。

今回の公募プログラムでは、「(1) 伴走支援・マニュアルの作成」として、資金の担い手に対して、リスクマネジメントに関する考え方・専門家の活用方法等に関する研修やワークショップを行うとともに、個別に担当する伴走弁護士と連携して規程の在り方やその他の予防策について検討を進め、評価を行ったリスク一覧の作成、規程類の整備、優先順位が高く当団体の専門性により対応可能なリスクへの対応、リスクマネジメントの体制構築を進めます。また、リスクマネジメントを踏まえた助成プログラムも支援対象団体とともに作成します。
また今回の支援対象団体に対してインタビューも行い、リスクマネジメントの実施についての情報の発信にご協力いただきます。

2.支援対象団体

【必須要件】
以下の以下に該当する全国の団体が対象です。
既に次のいずれかの分野において助成プログラムを実施している団体
a.子ども及び若者の支援に係る活動
b.日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
c.地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に係る活動

【優先条件】
以下の〔ⅰ〕又は〔ⅱ〕のいずれか、または両方を満たす助成プログラムを実施しているか、実施することが可能であること。その助成プログラムは、【必須要件】のa~cの分野を対象とするものとします。新規企画でも構いません。
ⅰ2025年4月~2026年3月迄に公募・審査を行うこと
ⅱ2025年4月~2026年3月迄の期間に助成を行っていること
※2024年10月21日に支援対象団体の要件を変更いたしました。
※ⅰの助成プログラムとⅱの助成プログラムは、別のプログラムでも構いません。例えば、2025年3月以前に審査・公募を行った場合であっても、2025年4月~2026年3月迄の期間に助成期間がかかっていればⅱの条件を満たすことになります。

3.支援内容

以下の(1)~(3)を実現するための支援を行います。
(1) 支援対象団体自身がリスクマネジメントの観点から団体運営及び事業実施を行うことができるように体制を整備・構築すること
(2)助成プログラムにおいて資金支援を担う団体が行う助成審査の知見の明文化し、適切にリスクをとることができること
(3) 資金支援を担う団体が助成先のリスクマネジメントを資金的・非資金的に支援することができるようになること

※留意事項
・支援対象団体に対する資金支援(助成・寄附等)は実施しません。
・「支援内容」の(1)(2)については、日本・海外における知見や、助成財団向けのアンケート調査結果等も活用します。 

4.対象期間・実施体制

・対象期間:
2024年12月~2026年3月
※ただし、事後評価や広報(インタビュー記事の作成等)のため、2027年3月末まではご協力をお願いさせていただく可能性があります。
・実施体制:
対象期間において弁護士2名が伴走支援を行います。
採択団体と、弁護士2名で、毎月1回の打合せの実施を想定しています。
また、支援対象団体同士の交流・研修の機会も2回程設ける予定です。

5.募集期間

2024年10月1日(火)~2024年10月31日(木)24:00

6.採択予定団体数

3団体

7.応募方法・応募先

フォームより申請してください。申請内容・提出書類については、8をご参照ください。
申請フォームはこちら

8.申請書類 ※申請締切:2024年10月31日(木)24:00⇒11月7日(木)17時に変更しました。

申請書類の各様式・提出形式は、以下リンクより一覧へアクセスのうえ確認してください。

8.申請書類について ※スプレッドシートが開きます

9.公募説明・個別相談

(1) 公募説明動画

 

▼以下のリンクよりご視聴ください(YouTubeが開きます)

 

 

(2) 個別相談
申請にあたって個別に相談したいことがある場合は、日時の予約をお願いします。
以下のリンクより、希望する時間帯を選択し、連絡先情報を記入の上「予約」ボタンをおして送信してください。
個別相談申込フォーム

 

(3) 追加説明会

公募要件の変更に伴い以下の日時に説明会を開催させていただくことといたしました。

2024年10月24日(木)15時~16時(終了)

2024年10月25日(金)18時~19時(終了)

※説明会は終了いたしました。10月25日に開催した説明会(質疑応答以外)の動画を以下の通り公開しております。参加が一部又は全部の参加が難しかった方は以下のYoutubeより内容をご確認ください。

https://forms.gle/VpkPRVnLW6Sa4oVx9

10.選考の流れ、手続き等

(1) 一次選考を行います。書類選考の選考結果は、応募団体へメールで通知をします。
(2) 一次選考を通過した団体へ、弁護士による相談会(1回1時間)をオンラインにて実施します。
(3)選考委員会を開催し、 二次選考を行います。結果は、団体へメールで通知をします。
(4)採択が内定した団体と、契約締結等手続きを開始します。

11.採択後のスケジュール(予定)

期間 内容
2024年12月 対象支援団体との契約締結準備
2024年12月 伴走担当弁護士により支援対象団体へのヒアリングを実施して、運営体制及び助成プログラムにおける課題を抽出
2024年12月~2025年4月頃まで 支援対象団体における運営体制のリスクマネジメント支援
2025年5月~2025年9月 支援対象団体におけるリスクマネジメントの観点からの助成プログラムの策定支援
2025年10月~2026年2月 助成プログラムの実施サポート

問い合わせ

一般社団法人BLP-Network
[住所]神奈川県川崎市川崎区駅前本町11番地2川崎フロンティアビル4階
[E-mail]kyumin_koubo@blp-network.com
[URL]https://www.blp-network.com

★本事業は、休眠預金等活用法に基づく活動支援団体として実施しています。

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