10月17日に行われた定例会では、本年6月に行われた休眠預金法改正について、会員か
らの発表及び質疑応答を行った。
休眠預金法は、1000億円以上とも言われる休眠預金について、 N P O法人等の公益活動
を行う民間団体の資金として活用することについて定めており、今回の改正では、助成以外
での資金提供や対象団体の拡大等が追加された。
様々なN P O団体を支援する我々にとっても、非常に重要な法律であるが、 国民の休眠預金
を資金として提供する以上、団体や手続きの要件は決して緩やかなものではない。団体が問
題を起こさないよう、 定期的に見守りを行う必要性があること、N P O団体がいずれは助成
に頼らずに、自身で資金を生み出せるような出口目標を立ててもらうこと、等につき、意見
交換を行った。
自分自身、恥ずかしながらこの法律については知識がなく、定例会を通して知ったことが多
くあり、非常に有意義で学びの多い定例会となった。
76期司法修習生 秋山 栞