BLP-Neworkを知り、プロボノで弁護士に依頼したきっかけや、実際に依頼することのメリットについて、実際に弁護士からの支援を受けた方にお話を伺います。本日は障がい者アート協会理事 水谷様です。
〜障がい者アート協会について〜 (HPより)
私たちは障がいのある方が
もっと気軽に、もっと自由に、そしてもっと自然に
【自分の作品を発信できる場所】と
自身の創作活動を通して
【経済的対価を得ることで社会に認知される仕組み】
が必要だと考えています。
障がい者アート協会はこの場所と仕組みをつくります。
作品を社会に発信したくさんの人に見てもらえる喜び
創作活動を通して経済的対価が得られる喜びを
ひとりでも多くの障がいのある方に届けることを目的としています。
まずはBLP-Networkを知ったきっかけを教えてください。
障がい者アート協会ではアーティストの大切な作品を取り扱っています。業務の中で最も必要性を感じたのは著作権についてでした。作品の販売や制作のディレクションを行なっている中で、著作権に関する問い合わせが来たときに自信を持って回答することができずにいたのです。
活動資金が限られた状況なので、顧問弁護士に依頼することは難しいと判断しました。そこで、プロボノでアドバイスをしていただける先生がいないかと思い、googleで「弁護士 プロボノ」などのキーワードで検索してみました。
google検索でBLP-Networkを見つけていただきありがとうございます!
お問い合わせをするにあたり心配なことはありましたか?
ホームページをみたときにNPO向けなのかなとも思ったのですが、聞くだけならタダだろうと(笑)問い合わせをしてみました。立ち上げから1年が経った頃で、企業からの依頼も増えてくる中で、契約書に関する悩みが増えていました。1つのフォーマットを使いまわせるような契約ばかりではありません。我々は権利の管理委託を受けている立場なので、法律面をクリアにするためにもここはしっかりと弁護士に相談したい、と。
依頼をしてみていかがでしたか?
BLP-Networkでご紹介いただいた木下先生(注釈:木下岳人弁護士)は、非常に若い先生でレスポンスも早く、何を聞きたいのか汲み取ってくれるので非常に感謝しています。質問の回答も分かりやすく、授業を受けているような感じです。質問をしたアーティストにも納得してもらっているので、的確な指示をいただいていると思います。
プロボノは本業があってそれ以外の時間を割いての活動ですから、どこまで対応してくれるんだろうかと思ったのですが、幅広くご対応いただいています。
団体にとって弁護士の必要性についてはどうお考えですか?
木下先生には今後も継続的に自立するまで一緒に伴走していただきたいと思っています。最初は単発の依頼でしたが、またご依頼しようと思ったのは人柄によるところも大きいです。
案件も増えてきており、他の大手の団体が対応していないようなところもやっていく予定です。例えば、アーティストの90%は精神障害の方なのですが、これは今まで精神障害の方の行き場所がなかったことを示しています。他にも、健常者から身体障がい者になった方が、入ってくるケースも増えています。
今まで発表の機会がなく、家の中で眠っていたアート作品を世に出していくためにも、引き続き宜しくお願いします!
こちらこそ、どうぞ宜しくお願いします!
BLP-Networkではビジネス法務を専門とする弁護士がソーシャルセクターの皆さまに寄り添って法律のアドバイスをしています。ビジネス法務とは、民間企業のみならず、非営利の組織や団体にとっても必要な知識です。法律関係の不安が解消すればより一層、本業に集中することができます。プロボノ弁護士は事業推進の心強いパートナーになることでしょう。
ご興味・ご関心のある方はぜひフォームよりお問い合わせください。