BLP-Network学生メンバーへインタビュー企画第二弾!
今回は、BLP-Networkに学生時代から参加している薦田淳平さんにインタビューしてきました!薦田さんは、東京大学法科大学院3年時からBLP-Networkに参加されています。ロースクール生がなぜ、BLP-Networkに参加して、どんな活動をしているのかを聞いていきたいと思います。
―まずは、どのような経緯でBLP-Networkに参加されたのかお聞かせください。
ロースクール生の時に、TMI総合法律事務所でインターンをさせていただいたのですが、その際、鬼澤先生(現BLP-Network代表)から教育やNPOの法務について色々なお話を聞かせていただきました。私もNPOに興味があったので、そのようにお伝えしたら、その場でBLP-Networkに誘っていただいたという経緯です。
私は、大学生の時に、社会貢献をテーマにした授業やサークル活動に参加していました。その活動を通じて、様々なNPOの方々とお会いしたのですが、皆さんに共通していたのは、とにかく社会を良くしたいんだ、という熱意や純粋さを持っていることでした。私はその熱量に魅かれてNPOに興味を持つようになり、 やがて、自ら社会を良くするための活動をしたいと思うようになりました。
しかし、自分の力で社会を良くするのはなかなか難しい。そう感じていた時、BLP-Networkに誘っていただきました。BLP-Networkの活動に参加して、法曹という立場でもNPOに関わることができて、ひいては社会貢献ができるんだと気がつきました。
BLP-Networkの活動に初めてうかがった時に感じたのは、普段は別々の法律事務所で活躍している一流の先生方が、一つのNPOに対して、まさに事務所の垣根を超えて、自由に意見を交換して、より良いサービスを提供できるよう力を合わせていたことです。社会を良くするために、一流の弁護士が集って力を合わせている様子に強い刺激を受けて、自分もロースクール生ながら、BLP-Networkに参加したいと思いました。
―BLP-Networkでは、学生としてどのような活動をされたのでしょうか
本当に様々なことを経験させていただきました。毎月一度の定例会の議事録の作成や、BLP-Networkに参加されている先生方のインタビュー記事の作成、エクセレントNPO大賞への応募のお手伝いなどをやらせていただきましたが、一番印象に残っているのは、BLP-Networkの4周年イベントの企画です。
BLP-Networkの4周年イベントでは、著名なNPOの代表者の方々のご講演や鬼澤先生を交えたパネルディスカッションを行い、NPOが抱える悩み・課題や、NPOにとっての法的サービスの価値・重要性について考える機会とさせていただきました。
私は、この4周年イベントの企画をBLP-Networkの先生方のご指導の下でお手伝いさせていただいたのですが、限られた時間と予算の中で、先生方と密に連絡を取らせていただき、イベントの成功に向けて準備をするのは非常に良い経験になりました。
イベント当日には、たくさんのNPOの方々、NPOに携わる弁護士の方々のお話を聞く機会をいただき、社会貢献活動の魅力を改めて感じることができました。
また、イベントでは、参加されたNPOの方々や弁護士の方々が名刺を交換して輪を広げていたり、それまでNPOに興味を持っていなかった友人がイベント後にはNPOに興味がわいたと話してくれたりと、このイベントを通じて「NPOに携わる人々の輪を広げることができた」と感じたことも、このイベントの企画を手伝えて良かったと思えた理由のひとつでした。
このように、イベントを通じて様々な経験をさせていただき、BLP-Networkの一員として携われて良かったと思いました。
BLP-Networkに入って、社会を良くするための活動に熱意を持って取り組む先生方やNPOの方々に出会い、自分も、自分なりの方法で社会貢献に取り組んでいこうと思えるようになりました。
―なるほど。薦田さんは法律家となった後も社会貢献に関わる仕事をしたいと思っているのですか?
はい。NPOの方々と関われたらという思いも勿論ありますが、まずは、当事者の悩みの核となる部分を当事者目線に立って考えられる法律家、社会を良くするために熱意をもって活動できる法律家になりたいと思っています。
―最後に、現役のロースクール生に向けて一言お願いします。
食わず嫌いはもったいないなと思います。今まで興味がなかったことに対して少しでも興味を持ってみると、意外と良い刺激をもらえるものではないでしょうか。
皆さんの弁護士に対するイメージも変わると思いますので、ぜひ一度BLP-Networkに遊びに来てください。